日本共産党上尾市議団

2021年度上尾市予算編成に対する
日本共産党市議会議員団の予算要望
2020年9月1日

2021年度上尾市予算編成に対する
日本共産党市議会議員団の予算要望


日本共産党上尾市議会議員団
団長 平田 通子
池田 達生
新藤 孝子
戸口 佐一
轟  信一

日本共産党上尾市委員会
委員長 秋山 もえ

 

上尾市長 畠山 稔 様

2020年9月1日
日本共産党上尾市議会議員団
団長 平田 通子
日本共産党上尾市委員会
委員長 秋山 もえ


2021年度予算編成にあたっての要望


 新型コロナ感染症の拡大の中での市政運営、発展のご尽力に敬意を表します。
 3月議会の当初予算では、防災力の強化へ河川監視カメラの設置、関連して市内全小中学校の体育館へのエアコンの設置、住宅リフォーム助成補助など市内経済活性化にもつながる予算が提起され、6月議会においては、新型コロナ対策として3回にわたる独自支援策を発表し、一定の市民応援の施策がとられています。
 さて、政府は7月17日に予算編成の基本方針となる「2020経済財政運営と改革の基本方針」 (骨太方針)を閣議決定しました。「新型ウイルス感染症の下での危機克服と新しい未来」がテーマで医療体制の強化を掲げていますが、この30年間に保健所を半分近く減らしてきたのは歴代の自民党政権です。今こそ保健所の増設・増員や医療機関への経営支援を行うこと、また、公立・公的病院の再編・統合はやめるべきです。コロナ感染症から国民の命を守るうえで、医療機関、介護施設、福祉施設、保育園、幼稚園、学校などの職員への定期的なPCR検査の実施、地域ごとの感染状況の情報を住民に開示すること、感染震源地(エピセンター)を明確にしたPCR検査の拡大にこそ予算をつけ、拡充することが求められています。
 8月17日に内閣府は、今年の4月~6月の国内総生産(GDP)速報値を発表しましたが前期比7.8%減、年間換算では27.8%減となりこれは戦後最悪の記録となりました。市民の生活は昨年の消費税10%への大増税があり、それにコロナ危機が追い打ちとなり、倒産、失業などが増え、深刻な状況になっています。
 先行きの見えないコロナ感染症拡大、暮らしの不安のなか、上尾市政はまず、市民の命と健康を守ること、そして、家計を温め、暮らしと営業、雇用を守ることに力を入れていくことが求められています。地方自治法はその第1条―2で地方自治体の基本を「住民の福祉の増進を図ること」としています。このような本来的役割を発揮し、市政運営を進められることを期待いたします。
 本要望書は、日頃市民から寄せられている切実な願いや、8月21日に市民を対象に開催した予算要望懇談会で、広く皆様の声をお聞きしまとめたものです。これらの願いを予算編成に生かしていただき、市民の命と健康を守り、市民生活優先の予算編成となるよう要望し予算要望書を提出いたします。

【国に対して】

●コロナ感染症対策としてPCR検査を抜本的に増やすなど検査体制の強化をすること
●補償とセットの休業要請で感染の拡大を防ぐこと
●コロナ禍から国民の命、生活、経営、事業を守るために、あらゆる支援策をとること
●保健所を増やすこと、保健所の人員体制を拡充すること
●医療機関への財政支援をすること
●公立病院の統廃合計画を撤回すること
●憲法の改定はしないこと
●核兵器禁止条約を批准すること
●安全保障関連法、テロ等準備罪法(共謀罪)は廃止すること
●原発の再稼働・輸出をやめ、安全なエネルギー政策に転換すること
●特定秘密保護法は撤廃すること
●農業を基幹産業として位置づけ、農業と地域経済・雇用に重大な影響を及ぼす環太平洋連携協定(TPP)の押し付けをしないこと
●消費税を5%に戻すこと
●マイナンバー制度は中止すること
●国の責任で雇用を増やすこと。ブラック企業を規制し、働くルールを確立すること
 *毎月勤労統計偽装の究明、高度プロフェッショナル制度の廃止を
 *過労死ラインの残業を容認する時間外労働の上限規制と一本化した労基法の改定はやめるこ  と
 *派遣・非正規を正社員に
 *最低賃金を「時給1000円以上に」引き上げること
 *8時間働けば暮らせる働くルールの実現を
●「マクロ経済スライド」で年金削減をやめ、減らない年金にし、底上げを図ること
● 障害者総合支援法については、応益負担をやめること
● 後期高齢者医療制度を早期に廃止するとともに75歳以上の高齢者の医療費を無料化すること
● 国民健康保険制度に対する国庫金を1兆円増額し、協会けんぽ並の国保税にすること
● 介護保険については、国庫負担割合を増やすこと
 *保険料を引き上げないこと
 *要支援者の通所介護や訪問介護は介護給付に戻すこと
 *特別養護老人ホームへの入所基準に制限を加えないこと
 *利用料1割負担に戻すこと
 *介護保険のペナルティはなくすこと
 *後期高齢者の介護保険料の2割負担は1割負担にもどすこと
●子どもと若者のための保育、教育、雇用予算の飛躍的拡充を  
 * 義務教育費の国庫負担割合を元に戻すこと
 * こども医療費無料制度を創設すること
 * 小中学校のすべての学年で20人程度の少人数学級の実施を
 * 小中学校の特別教室にエアコンの設置を
 * 返済不要の給付型奨学金制度を拡充すること
 * 高校授業料無償化制度を復活させること
● 沖縄の米軍新基地建設の中止。普天間基地の早期返還、日米地位協定の改定を
● オスプレイ配備と飛行訓練を中止すること
● 東アジアにおける平和と非核化の推進、拉致問題の解決を
●女性への雇用・賃金差別の撤廃、選択的夫婦別姓の民法改正、議員間男女同数化の実現を、セクハラや、DVに対する刑法改正、LGBTsへの差別解消
● 森友・加計学園、さくらを見る会疑惑の究明、透明性が高く公平な行政をすすめること
● 国民の知る権利、報道の自由を確保すること

【県に対して】

●コロナ感染症対策としてPCR検査を抜本的に増やすなど検査体制の強化をすること
●補償とセットの休業要請で感染の拡大を防ぐこと
●保健所への人的支援をあつくすること
●医療機関などへの財政支援をすること
●コロナ禍から県民の命、生活、経営、事業を守るために、あらゆる支援策をとること
● 医師・看護師不足解消に力を入れ、とりわけ産科医、小児科医を増やすこと
● こども医療費無料化の助成については18歳まで引き上げること
● 小中学校のすべての学年で30人学級の実施を
● 返済不要の給付型奨学金制度を創設すること
● 県営さいたま水上公園に50メートルプールを作ること、同時に、水上公園としての機能を整備すること
● 水害対策に十分な予算確保を
● 県道の整備・路面標示と街路灯の設置を
● 鴨川のゆるぎ橋から中橋の間の鴨川側道の整備を
● 国民健康保険の県単位化に伴う市町村への支援を強めること
*一般会計繰り入れや保険税など市の賦課決定権を侵害しないこと
● 後期高齢者医療保険料を引き上げないこと
●ニューシャトルの運賃・定期代の引き下げを図ること
●性犯罪被害者の支援を強化すること

【上尾市においては以下の点を基本に、来年度予算編成を行うよう要望いたします】

1.憲法をくらしに生かし、市民のくらし・福祉を守ることを最優先とする市政運営を行うこと
2.市政運営については、情報公開を徹底し、市民の声をよく聞きながら事業を進めること
3.避難所となる公共施設と防災機能の整備充実を進めること
4.子育ても老後も安心して暮らせるまちづくりを進めること
5.中小企業・地場産業・農業の振興で地域経済の活性化を
6.子育て支援・教育条件整備を進めること
7.文化・芸術・スポーツの振興と育成支援を
8.あらゆる施策において環境保全とバリアフリーを前提とすること
9.公正で透明な入札制度と契約制度とすること
10。市長は市民、市民団体との懇談・対話を積極的に行うこと
※以上の基本に立って常任委員会別に要望いたします。

<総務関係>

1.固定資産税、都市計画税の減税を実施し、市民の税負担を軽減すること
2.徴収業務は納税者の生活をしっかり把握し、過酷な徴収・差押さえをしないこと
  ○ 滞納者から分納の申し出があった場合は、換価の猶予に該当するかどうかを検討すること
  ○ 納税者の申請に基づく地方税の換価の猶予制度を周知徹底すること
3.非核平和都市宣言にふさわしく憲法尊重の立場から事業を行うこと
  ○ 平和事業の予算をふやし、市民団体と協働ですすめること
  ○ 日本非核宣言自治体協議会に加盟すること
  ○ 非核平和パネル展は、市役所ロビーや駅周辺、駅ペデストリアンデッキ上など人の集まる 場所での開催を
  ○ 駅周辺に常設の平和の立て看板、ポール、横断幕などを設置すること
  ○ 市役所前の非核平和のプレートは市民からよく見えるよう改善をすること
  ○ 非核平和都市宣言にふさわしい、市民参加のイベントを企画すること
4.男女共同参画推進条例に則り、女性の地位向上と雇用の機会均等、社会参加の促進を図ること。さらに、女性職員の積極的登用と、女性施策の充実強化をはかり、女性専門相談窓口の充実をすすめること
5.同和運動団体への補助金を廃止し、同和中心の研修事業をやめること
6.自衛隊への募集に特別の便宜を図らないこと
  ○ 産業祭で自衛隊ブースを設けないこと
  ○ 市庁舎内、事務区の掲示板への自衛隊員募集のポスターははらないこと
7.適正な人員配置をして安全確保できるようにJRに働きかけること
  ○ 北上尾駅、東大宮駅の「みどりの窓口」の再開と、早朝の無人化を解消すること
8.通勤難解消のため高崎線・宇都宮線について、国・県・JRへの働きかけを更に強めること
  ○ 列車の増発、増車 
  ○ 快速の東大宮駅停車と上尾駅停車の増便を
9.駅改修・周辺整備については
  ○ ホームドアを設置するようJRに求めること
  ○ 上尾駅と東大宮駅の西口ロータリーに降車場を増やすこと
  ○ 障害者の降車スペースを実情に合わせ改善させること
  ○ 駅周辺に市独自の市民が利用しやすい短時間無料の駐輪スペースを新たに作ること
10.ニューシャトルの運賃・定期代の引き下げを(株)新都市交通に求めること
  ○ 車両代助成費用の削減でうまれる不用額で、学生定期代に助成をすること
11.公民館、文化センター、イコス上尾、コミュニティセンターの利用料金を減額すること
  ○ コロナ禍で人数が制限されている間は、利用料金を半額にすること
12.公共施設の耐震化や、雨漏り対策、必要なメンテナンスを行うこと
13.公共施設維持管理計画は、市民・利用者のニーズを把握し、声をよくきき、一方的に施設の削減をしないこと
14.公共施設に磁気ループシステムを設置すること(貸し出し用も含めて)
15.市内循環バス「ぐるっとくん」は市民の要望を取り入れ、よりいっそう充実させること
  ○ 増車し、朝夕は1時間に2本・それ以外は1時間に1本へ増便すること
  ○ ダイヤ改正やコース変更の際には市民の声をよく聞くこと
  ○ 全市域で運行すること 
  ○ 高齢者は無料にすること 
  ○ 環境に配慮した車を増車すること
  ○ 東大宮駅への乗り入れをはかること
  ○ 乗り継ぎ券を発行し、利便性を高めること
  ○ 市民の足の確保のために地域公共交通活性化法に基づき「公共交通基本条例」を制定すること
16. 運転免許返納者への支援策として、
  ○ バス・タクシーの割引券の新設を
  ○ 「ぐるっとくん」回数券の継続交付を
17. デマンドバス・タクシーの運行実施を
18.道路照明灯の修繕料を全額市負担にし、設置基準を見直し、増設すること
19.信号機、カーブミラーの設置、歩道の整備、ブロック塀の修繕など、交通安全対策と通学路の安全確保をすること
20.市民サービスを充実させるために、正規職員の適正な配置と採用をおこない、育成をするこ
  と
21.投票率向上をすすめ、掲示板や、投票所の増設・見直し、期日前投票所の増設、時間延長をすること
22.空き家・空地活用は住民の声を聞き、地域の福祉や、コミュニティ、まちづくりに生かすこ
  と
  ○ 空き家・空き店舗のリフォーム助成制度の創設
  ○ 防災・コミュニティに資するポケットパークや、公民館・集会所に活用できるようにすること
23.防災対策の充実を
  ○ 備蓄用品の充足率を引き上げ、マンホールトイレなどを増やすこと
  ○ 障害者、高齢者、妊婦、外国人などに配慮した避難所運営、福祉避難所の設置を
  ○ 女性の視点に立った防災政策、備蓄をすること
  ○ 転倒防止金具や耐震ブレーカーの設置を助成すること
  ○ 防災リーダーの育成を
24.性的マイノリティ(LGBTQ)の方たちへの偏見や無理解をなくすための啓発を進めること
  ○ 公共施設で「誰でもトイレ」を増やすこと
  ○ 住民票などの性別欄をなくすこと
  ○ パートナーシップ条例を制定し、すべての人の権利を保障すること
25. 公契約条例の早期制定を
27. 公的施設にはすべてWiFi環境を

<文教経済関係>

1.上尾市独自で実施してきた30人程度学級を復活し、全学年に広げること
2.学校教育現場で、国民の中で意見の分かれている日の丸・君が代の押しつけは行わないこと
3.小中学校の特別教室、武道場にエアコンを設置すること
4.東町小のプレハブ教室を解消すること
5.通学路の安全対策を進めること
6.学力向上支援事業を廃止すること
7.学習障害児(LD児・ADHD児)などの学習権を保障するためアッピースマイルサポーターを増員し、勤務時間を16:00まで延長すること
8. 日本語指導が必要な外国人児童生徒へのきめ細やかな支援を行うこと
9.学校給食の充実を
  ○ 学校給食の無償化を
  ○ 食材については、地場産で安全なものを確保し、食育に力を入れること
  ○ 調理員の退職者の補充を正規職員で行い、民間委託をしないこと
  ○ 共同調理場の老朽化した調理器具は早急に取り替えること
  ○ 一斉休校のような特殊な場合は、必要とする児童生徒に工夫して学校給食の提供をすること
10.義務教育に関わる保護者負担の軽減を大幅に進めること
  ○ 教材費への助成
  ○ 修学旅行・林間学校の参加費の助成
11.就学援助制度は、所得制限の基準を引き上げ、必要な人が受けられるよう周知徹底すること
  ○ クラブ活動費、生徒会費、PTA会費、卒業アルバム代を支給すること
12.さわやか相談員の増員を図り、2名体制に戻すこと
13.スクールカウンセラーを増員し、いじめや不登校を減らす体制の強化を
14.教職員の労働環境の改善を
  ○ 教職員の超過勤務・健康管理を含む多忙な実態を調査し引き続き改善すること
  ○ 引き続き、スクールサポートスタッフ、アッピースマイルサポーターの増員、充実を
15. 変形労働制導入をしないこと                                                        
16.学力テストをやめること
17.英語力4技能測定試験(GTEC)はやめること
18.就学・教育相談業務は、専門職員を増員し、相談体制の充実を図ること
19.修学旅行、林間学校、スキー林間などに、看護師を随行させること
20.小学校高学年・中学校の生徒用更衣室を設置すること
21.富士見小学校の図書室、多目的ホールを学校開放すること
22.各小学校での放課後子ども教室の実施を
23.特別支援学級の教員には十分な研修を受けられるようにすること
24.生涯学習の拠点としての公民館を増やし、利用料金を軽減すること
  ○ 全公民館に社会教育主事を配置すること
  ○ 各公民館で「公民館だより」などの情報提供やニュースの定期発行で社会教育本来の活動ができるよう予算化すること
  ○ 瓦葺地域に公民館の整備を
  ○ コロナ禍で人数が制限されている間は、利用料金を半額にすること
  ○ 登録者以外の利用をみとめること
25.図書館の充実を
  ○ 司書の増員と資料費の増額を
  ○ Wi-Fi環境の整備を
  ○ 本館の劣化した閲覧用椅子を更新すること
  ○ 瓦葺分館の開館時間の延長を
  ○ 第3次サービス計画の策定にあたっては利用者の意見をよく聴き作成すること
23.仮称イオンモール上尾に、市民が利用できるスペースを確保すること
24.市役所ギャラリーの利用料は無料に戻すこと
25.議会請願採択にもとづいて「文化都市宣言」を行い、市内文化団体への補助を増額すること
26.スケボー・スケートなどX(エックス)スポーツが安全に楽しめるスポーツパークを設置すること
27.地域経済活性化につながる地元業者使用を条件とした「住宅リフォーム助成制度」の応援商品券制度は継続すること
28.プラザ22の会議室の利用料金を引き下げること
  ○ 県の無担保無保証人融資制度は
  ○ 利用していても市の制度を利用できるようにすること
書類を簡素化すること
30.貴重な都市近郊農業を守るため、地産地消に取り組むこと
  ○ 農業後継者育成支援助成制度をつくること
  ○ 自然環境を守るため、積極的に市民参加の自然環境保護に取り組むこと
  ○ 活動団体への補助金の増額をすること
32.西貝塚環境センターへのごみ持ち込みについて
  ○ ごみ搬入に当たっては、福祉業務と連携して引き受け体制を整えること
  ○ 焼却炉の点検をこまめに行い、必要なメンテナンスは早急に対応すること
  ○ 環境官吏員の採用を再開し、持続可能で安定的なごみ処理体制を構築すること
  ○ 伊奈町と広域化で進めるごみ処理施設の建設にあたっては、徹底した情報公開を実施すること

<都市整備消防関係>

1.公共工事の品質確保法に基づき、発注者、受注者の責務を明確にし、行きすぎた価格競争を是正すること
2.公共事業の発注にあたっては、契約の適正な履行を確保するために、事業の受注業者に対して、最終下請け業者に至るまで、施行体制台帳ともに契約書の作成、提出を義務化すること
3.「江川流域づくりの実施に向けての提言」に基づいた総合治水対策を強化すること
4.原市沼の公園整備、駐車場整備を進めること
5.荒沢沼・三ツ又沼などの公園化を含めた自然環境保護施策は、住民の意見要望を取り入れて進めること
6.「みどりの基金」は、市税1%を確保し、緑を増やすために活用すること
7.空閑地・生産緑地は相続の発生が見込まれる場合は市が買い取り、緑地を確保すること
8.鴨川、芝川、綾瀬川、江川などの改修・浄化対策をすすめ、水害や悪臭をなくすこと
排水ポンプと逆流防止弁を設置すること
9.自然保護に配慮した草刈り・浚渫を定期的に行うこと
10.防災拠点にもなる公園を各地域に増設・整備すること
  ○ 遊具の充実を
  ○ 公園の遊具の撤去は、その理由を丁寧に市民に周知すること。同時に、撤去したあとをそのままにしないで今後の修理、新設など充実させる
  ○ 住民が利用している空閑地は市が優先して買い取り、公園化すること
  ○ 既設の公園遊具の整備点検及び清掃を充実させること
  ○ ゆりケ丘公園、鴨川中央公園など市内14カ所の男女共用トイレを男女別にし、定期的な清掃を
  ○ 原市沼を公園として整備を
  ○ 各地区の災害緊急避難場所を市民に分かるように、各地区に標識設置を
11. 戸崎公園の未整備の北側部分は地域住民、市民の声をよく聴いて、市民が憩える公園に整備すること
12.上尾道路の開通に伴い、危険個所の有無をよく調査すること
  ○ 必要な個所には、右折信号機を設置すること
  ○ 通行者の安全確保のために、必要な交通標識などを設置すること
13. 市道、通学路・生活道路の整備、市道の路面標示をハッキリとすること
14. 未着手の古い都市計画道路は、市の方針通りおおむね5年に一回見直すこと
15.区画整理など公共開発事業は、公開、住民参加、合意を前提としてすすめること
  ○ まとまって生じる住民負担に対しては、長期で低金利の貸付制度を創設すること
16.私道の整備では、住民の負担を軽減し、補助金を増額すること
17.私道の側溝清掃のための助成を行うこと
18.バリアフリーの街づくりをすすめるため、市がバリアフリー基本計画を策定すること
19.自転車のマナーアップに力を入れること。自転車が走りやすい道路整備を進めること
20.公共下水道は市民生活に必要不可欠なインフラ整備であることから、引き続き一般会計からの繰り入れを増やし、市民負担を増やさないこと
21. 水道料金は大口使用者の是正で少量使用者に値下げをすること
  ○ 分担金収入は全額、収益的収入とすること
  ○ 耐震管への付け替えは、国の補助事業を広げ、一般会計からの出資も行って早急にすすめ 有収水量率を向上させること
22.高齢者、障害者が住む住宅については、最優先で耐震診断を行えるよう支援すること
  ○ 市内にある全ての住宅に対する耐震改修工事に市の補助制度を創設すること
23.市民のいのちと安全、財産を守るため、消防職員の定員の充足をはかり、労働条件・待遇改善をはかること
  ○ 消防・救急車両を増車し、合わせて職員を増員すること

<健康福祉関係>

1.国民健康保険制度の充実について
  ○ 国保税を引き上げないこと
  ○ 年度内2泊(1泊につき1人3000円)の保養施設宿泊費補助の削減を行わないこと
  ○ 傷病手当を支給すること 
  ○ 国民健康保険税滞納を理由にした短期保険証の発行をやめ、資格証の発行については引き 続き行わないこと
  ○ 窓口一部負担金減免制度と保険税減免制度については市独自の所得基準を設け、周知を図 ること 
  ○ 国保税の均等割りを廃止すること
2.生活保護は、希望者全員の申請を受け付け、受給抑制はしないこと。保護基準の引き上げを国に要望すること
  ○ 住宅扶助の引き下げによる転居の強制をしないこと
  ○ 期末一時扶助、夏季加算、小学校入学祝い金を復活し、老齢加算、冬季加算削減を元に戻 すこと
  ○ 級地を引き上げるよう国に求めること
  ○ 支給日や申請時の対応は人権・プライバシーが守られる方法で行うこと
  ○ 一人のケースワーカーの担当が80世帯を超えないよう専門職を増員すること
  ○ しおりの内容、文言は市民によりそった表現にすること
3.保育については
  ○ 子ども・子育て支援新制度の移行により公的責任を後退させないこと
  ○ 認可保育所の増設を基本とし、待機児童をなくすこと
  ○ 正規職員の増員、非正規職員の待遇改善をすすめ保育の質と安全を保障すること
  ○ 0~2歳児の保育料の負担軽減をすすめること
  ○ 全ての公立保育所で産休明け保育を実施すること
  ○ 老朽化した保育所の建て替えと改修は、年次計画をつくりすすめること
  ○ 指定管理者制度を導入しないこと
  ○ 公立保育所の削減はやめること
4.市中心部に建設予定のつくし学園については、利用者家族や現場の意見をよく聞き進めること
5.発達支援相談センターに言語・理学療法士などの専門職員を適正に配置し、親子教室のクラスを増やすこと
6.学童保育については、保護者の要望を十分取り入れて施策を充実すること
  ○ ひとり親家庭、準要保護世帯の子どもが希望者全員入所できるよう無料にすること
  ○ 大規模学童の解消や必要な修繕費用は、市が責任をもって予算化していくこと
  ○ 学童保育料の引き上げをしないこと
  ○ 校内に学童保育所を整備すること
7.保健センターにおける保健師、栄養士、事務職員を増員し、地域に出向いて保健・健康づくりの活動を充実すること
8.不育症の治療費にも助成を加えること
9.幼稚園保護者負担軽減費の増額をすること
10.こども医療費を高校卒業まで無料にすること
  ○ ひとり親家庭の18歳までの医療費助成制度の所得制限をなくすこと
  ○ 入院食事代の助成を復活すること
11.障害児・者が安心して生活できるよう、施策の充実を図ること
  ○ 担当職員を増やし十分な対応(周知、相談、調査、認定、苦情処理等)ができるようにすること
  ○ 障害者が自立して生活できるケアホ-ム、グループホームへの支援を強め、建設が進むよう市が管理している土地を優先して利用できるようにすること
  ○ 精神障害者の社会参加を促進するために施設や専門職員の充実を図ること
  ○ 選挙広報の点字版をつくり視覚障害者の知る権利を保障すること
  ○ 聴覚障害者支援として専任手話通訳者の増員・正規化を図ること
  ○ 福祉作業所の販売促進、工賃アップをすること
  ○ 「あいサポート」運動に取り組むこと
  ○ 65歳で障害福祉サービスから介護サービスに切り替えないこと
12.難病見舞金を引き上げること
13.NPO法人パーソナルアシスタントサービス「のっく」の生活サポート事業への市の利用料補助を増額すること
  ○ 利用者の負担軽減をはかること
14.介護保険は、社会保障としての国と自治体の公的責任を明確にし、充実させること
  ○ 介護保険財政に対する国庫負担割合を引き上げるとともに、介護保険に係る保険料及び利 用料の減免制度を国の制度として確立するよう国に求めること
  ○ 利用料が2割・3割負担になった方については元に戻すよう国に求めること
  ○ 市独自に保険料を引き下げ、減免制度をさらに拡充すること 
  ○ 必要なサービスを受けられるよう認定を早め給付水準の拡大と施設・在宅サービスなどの 基盤整備を進めること 
  ○ 地域包括支援センターの専門職員を増やし、必要な人がすべてサービスを受けられるよう にすること
  ○ 特養ホームに入所希望の要介護3未満の方でも、必要に応じて入所できる丁寧な対応を行 うこと
  ○ 介護保険のペナルティはなくすよう国に求めること 
  ○ 介護従事者の人員確保を
15.すべての高齢者が住み慣れた地域で、生き生きと安心して暮らせるように、必要な高齢者保健福祉サービスを提供できるようにすること
  ○ 住み替え家賃補助制度を、都市再生機構・UR住宅にも適用するとともに、引っ越し費用 に対する補助を行うこと
  ○ 高齢難聴者のための補聴器助成制度の実施を
16.老人福祉センター「ことぶき荘」については、存続させ無料化を続けること。また、土曜・日曜・祭日も開館すること
17.配食サービスは事業者と利用者の直接契約ではなく、間に市が入って把握し見守り機能を強化すること
18.高齢者・障害者・低所得者・生活保護世帯向け住宅対策をすすめること
  ○ 居宅改善整備費支給事業は所得制限をなくすこと
  ○ 民間住宅・公団住宅の借り上げなどの対策を推進すること
19.児童虐待防止ネットワークの機能を強化すること
20.検(健)診率の向上と早期発見、早期治療のため
  ○ 胃がんと乳がんの個別検診をすすめること
  ○ 検(健)診の自己負担の軽減を図ること
  ○ 耳鼻科・眼科・歯科を含め、特定健診の項目を増やすこと
  ○ 他市でも特定健診と各種検診を受けられるようにすること
  ○ 特定健診と各種検診の受診期間を年度末まで広げること
  ○ 集団検診は実施個所を増やし、事務区の公民館などでもできるようにすること
21.無料学習支援事業について
  ○ 準要保護世帯まで対象を拡充すること
  ○ 開催場所と開催日を増やすこと
22.子ども食堂などの立ち上げ・運営関連費用の補助、現物支援など拡充すること
  ○ 広報やHP、回覧板などで子ども食堂について知らせること
  ○ ボランティアと子どもの保険や、スタッフの検便費用など市の負担とすること
  ○ 公民館など市の施設を子ども食堂で使えるようにすること。
  ○ フードパントリーに、市は支援をすること

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